車 改造 チューニング 車検

車の改造・チューニングはどこまで車検OK? 合法/非合法の境界線は

 

 

クルマのチューニングやカスタムを楽しんでいる人にとって気になるのは、

 

 

「この改造って車検に通るのかな?」

 

 

というところではないでしょうか。

 

 

ひとことで「クルマいじり」といっても、ちょっとしたドレスアップから車の性能を大きく変化させるチューニングまでその内容はさまざま。

 

 

ここでは、クルマを自分好みに改造するなら知っておきたい、合法と非合法の境界線について解説していきます。

 

 

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エクステリア編

 

エアロパーツ

外装のドレスアップ手段として定番となったエアロパーツ(スポイラー)の取り付け。

 

 

社外品はもちろんメーカー純正のエアロも一般的になっていて、ノーマルとは見た目を変えたいというユーザーに人気です。

 

 

車高を低く見せる効果があり、空力性能も期待できます。

 

 

そんなエアロを取り付けるときに気になるのが、最低地上高を確保できているかどうか?

 

 

最低地上高のオーバーハング規定は、ほとんどの車種で「地上とのクリアランスが9cm」となっています。

 

 

ですが、それはウインカーやフォグランプなど、灯火類が組み込まれたエアロパーツの場合です。

 

 

逆に、それらが組み込まれていなければ最低地上高の制約は受けないことになります。

 

 

なので、地面スレスレのスタイルを作ることも可能なんですね。

 

 

「でも、オレのクルマ、バンパーに灯火類が組み込まれてるよ」という場合には、リップスポイラーなどを装着してはいかかでしょうか。

 

 

GTウイング

 

 

GTウイングについては規定が細かく決まっています。

 

 

まず車両の最側端から両側が165mm内側に収まっていること。

 

 

つまり、ウイングの幅はクルマの全幅より330mm以上狭いものでなくてはならないということです。

 

 

また、ウイングの後端もバンパー内に収まっている必要があります。

 

 

さらに、翼端板(ウィングの端に設置された垂直の板)は半径5mm以上の曲面で角が構成されているか、60ショア(A)という消しゴム並みのやわらかさの材質であることが義務づけられています。

 

 

そして、平成14年9月以降の生産車にはハイマウントストップランプ(補助制動灯)の装着も義務付けられています。

 

 

このように非常に厳格に規制されているので、基準に沿っているかが微妙なら車検時には外しておくのが無難です。

 

 

ウィンドフィルム / デカール

フロントガラスには原則として、検査商標などの指定ステッカー以外は貼ってはいけない決まりになっています。

 

 

ただし、ガラス上部20%の範囲であれば、信号が確認できるくらいのグラデーションの日よけやフィルムアンテナを貼る程度はOKです。

 

 

フロントとフロントサイドの窓にフィルムを貼る場合は、透過率70%を確保できるもの限定。

 

 

これは要するに、ほぼ無色の紫外線カットフィルム程度まで、ということになります。

 

 

リア・リアサイドはスモークフィルムもデカールも好きに貼ってかまいません。

 

 

ですが、平成14年9月以降の生産車はハイマウントストップランプが義務付けらているので、その視認性を妨げるような透過率のものは避けたほうが賢明です。

 

 

ボディカラー

特に規制対象にはなっていないようです。

 

 

オールペンやラッピング、バイナルでド派手な色にしても大丈夫。

 

 

キャラクターやメーカーのロゴをかたどったステッカーを貼り付けた「痛車」であっても、車検に通らなかったという話は聞いたことがありません。

 

 

 

インテリア編

 

ステアリング / シフトノブ

 

 

車内の雰囲気と操縦性を変えてくれるステアリングホイール(ハンドル)やシフトノブの交換。

 

 

運転中は常にさわるパーツなので、自分好みのアフターパーツに変えているドライバーもいるでしょう。

 

 

ステアリングに関しては、運転者が確実かつ容易に操作できるものである必要があります。

 

 

シフトノブもそうですが、常識的な形状ならほぼ大丈夫

 

 

ただし、極端な異形ステアリングや小さすぎるもの、途中に切れ目があるものなどは検査官の判断で車検に通らない可能性があります。

 

 

それから、ホーンボタンにホーンのマークが表示されていることは必須です。

 

 

シフトノブは、明らかに操作のしにくい危険なものでなければ問題なし。

 

 

通常販売されているアフター品なら大丈夫です。

 

 

ただしこちらもシフトパターンが見やすい位置に表示されていなくてはいけません。

 

 

バケットシート

実は、2ドア4シーターの車種には取り付けてはいけないことになっているバケットシート。

 

 

運転席と助手席の両方をバケットシートにしてしまうと、後部座席への乗り降りができなくなってしまうからです。

 

 

どうしても交換したい場合は、構造変更で2名乗車(定員の変更)にする必要があります。

 

 

4ドア車なら問題なしです。

 

 

ただし、シート後方に座席がある場合は、後方の乗員の安全確保のためシート背面に衝撃吸収用の緩衝材が装備されてなくてはなりません。

 

 

そのほか、シートレールにも厳しい基準があり、シートとともに車検対応品でなくてはなりません。

 

 

車検を確実に通すなら、専門知識のあるプロと相談しながら、シートとレールを同一メーカーで揃えて装着したほうがいいでしょう。

 

 

 

灯火類(ライト)編

 

HID/LEDヘッドライト

 

 

電球をハロゲンからHIDやLEDに変えること自体はまったく問題なし。

 

 

ただし、「色温度」(ケルビン数)には注意しましょう。

 

 

ロービーム、ハイビームともに保安基準では「白色」と定められています。

 

 

車検対応のケルビン数の目安は、およそ4000〜6000ケルビンの製品です。

 

 

バルブの色温度によっては、検査官の判断で車検に通らない可能性もあるので注意しましょう。

 

 

※車検ラインでのヘッドライトの検査方法は、以前はハイビームでした。

 

 それが、平成10年9月1日以降に生産された自動車については、ロービーム検査へと変更されています。

 

 

テールランプ

テールランプを純正からアフターパーツメーカー製ユーロテールに変えると、愛車のバックスタイルは大きく変化しますね。

 

 

しかし、その際には、保安基準に沿った「色」と「光量」を備えていることが求められます。

 

 

ユーロテールには海外製品も多く、リフレクター(反射板)を備えていないなど、日本の保安基準に準拠していないものも多くあります。

 

 

ストップランプ(制動灯)の照射部の面積や、明るさ(視認性)などにも基準があるため注意が必要です。

 

 

また、レンズが着色されていない場合は、着色されたバルブなどで灯火色を定められたもの(ウインカー:橙色 尾灯・制動灯:赤 など)に適合させなくてはいけません。

 

 

 

エンジン・吸排気編

 

過給器

馬力やトルクのパワーアップはいかにも違法改造と思われがち。

 

 

ですが、実はターボやスーパーチャージャーなどを取り付ける過給器チューンは、排ガス基準さえクリアしていれば問題なしです。

 

 

カーレース映画でおなじみのナイトラス・オキサイド・システム(NOS)でさえも、搭載していたら車検に通らないというわけではないのです。

 

 

触媒

昭和48年以降、車には触媒の装着が義務付けられています。

 

 

ですから、基本的に触媒の取り外しによるストレートパイプ化はNG。

 

 

合法的に排気効率を高めたいなら、保安基準適合を前提に開発されたスポーツ触媒を装着するのがおすすめです。

 

 

マフラー

 

 

チューニングのファーストステップといえばマフラー交換。

 

 

ですが、車検で引っかかりやすいアフターパーツの代表格も、そのマフラーです。

 

 

なによりも気をつけたいのが、その製品の騒音レベル

 

 

平成22年4月1日以降に生産された車には、従来の近隣排気騒音のほか、マフラーの加速騒音テストが義務付けられています。

 

 

交換するなら、JQR認定プレートなどが付いた新規制対応モデルが安心です。

 

 

なお、平成22年以前の生産車両は近隣排気騒音のみをクリアすればOKとなっています。

 

 

 

足回り編

 

タイヤ / ホイール

足回りのドレスアップに欠かせないタイヤ&ホイールの交換。

 

 

乗用車に市販の製品を履かせるのであれば、タイヤとホイール自体はまず問題ありません。

 

 

車検で問題となるのは、「消耗の程度」と「取り付け状態」になります。

 

 

タイヤは残り溝をチェックして、保安基準以下(一番浅い部分が1.6mm以下)になっていたら要交換です。

 

 

それからツライチセットの場合は、本当にツライチになっているならいいものの、少しでもフェンダーからはみ出していたら失格なので気をつけましょう。

 

 

ちなみに、商用車に乗用車用のタイヤをつけてしまうと耐荷重の面で不適合になるケースもあります。

 

 

車高調(ローダウン)

車高調に交換しても問題はないものの、取り付け不備やスプリングが遊んでいるのはNGです。

 

 

車高については、一般的な乗用車ならロードクリアランス(最低地上高)が9cm以上必要。

 

 

ただし、これには灯火類が組み込まれていないエアロパーツは含まれません。

 

 

逆にマフラーやアーム類、スタビライザーなどは “ボディの一部” とみなされるため、足回り以外の要素で最低地上高が確保できていないケースもありえます。

 

 

スペーサー / 変換アダプター

ワイドトレッドスペーサーや、ホイールナット穴変換アダプター、PCDチェンジャーなどのパーツに検査規定はないため、取り付け自体は問題なし。

 

 

ただし、装着することでタイヤがはみ出してしまうとNGになります。

 

 

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